株式会社NAITO

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No.05 金型

製品の品質を決めるのは「金型」です。

パチンコ台に取り付けられる役物やフィギュアなど主としてプラスチック、すなわち樹脂で作られます。そうした樹脂部品を成形加工するためのツールが「金型」です。「たい焼き」で言うと、たい焼きにあたる部分が製品で、たい焼きの模様が描かれている金属製のプレート部分が金型になります。イメージができましたか?設計の人がCADで描いた製品の図面をもらって、金型用の図面を描き起こすところから仕事がスタート。製品とは凸凹が逆になることはもちろん、樹脂を流し込む入り口をどこにつければ一番キレイに仕上がるか、一つの金型で効率良く複数の製品を作るためにはどうすればよいかなど、金型の設計は樹脂や設計の知識だけに留まることなく、物作りのための経験が必要とされます。次に、金型設計のデータをもとにして、CAM係が金型を機械で加工するためのNCデータを作成します。そのNCデータを自動加工機に入力して、NC加工機に金属材料と刃物をセットし、金型部品加工を行い、組立・仕上げ加工を施し金型が完成します。この金型を製造部門や協力会社に渡して、製品の加工を行います。決められた精度は出ているか、色ムラがないか、バリや歪はないか……といった製品の良し悪しが決まるのは8割がた「金型」で決まるといっても過言ではありません。それだけに、金型に関わるスタッフは、いつも「いい製品」を作るために、質の高い金型作りに取り組んでいます。

複雑な形状を加工できた時の達成感。

弊社で加工している金型は小さい物で30トンから大きいもので350トンクラスまでの金型を作っています。ちなみに成形加工では1000トンクラスの金型で成形加工を行っています。上記に述べた金型は金属のかたまりですから重さも50kg前後から5.8tとかなりの重量になるため、クレーンを使って運ばなければなりません。金型加工においては、0.2φ~32φという様々な大きさの刃物で穴あけや、切削加工を行い仕上げています。多い時には1つの金型を加工するために20種類くらいの刃物を使うので、加工手順に従い、間違えない様に慎重にセットしなければなりません。髪の毛くらいの刃物で細かな作業を行うことも多いため、かなり気を遣う仕事ですが、うまく加工できた時は大きな達成感があります。最近の樹脂部品は複雑な形状のものが多く、大型化の傾向がありますから、金型に対する要求度がどんどん高くなっています。スライド機構や油圧コア・ガスプレス型などの特別な加工金型も検討しています。経験豊富な先輩社員に「どんな点を注意すればいいのか」を確認しながら、金型の設計や加工を行っていきます。経験を積めば積むほど、「技術が身に付いた」と実感できる仕事と言えるでしょう。モノ作りに興味がある人にはピッタリの仕事だと思います。

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